葬式 | 紲式典

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母の姉が亡くなった時の事です。盛大な葬儀が行われました。夜通...

母の姉が亡くなった時の事です。盛大な葬儀が行われました。夜通しの夜伽の際、私は寝ずの番を自ら買って出ました。あれこれと思い出す度に自然と涙が頬を伝い、蝋燭が消えないように灯し続ける際に安らかな伯母の顔を見つめ続けました。貴女は立派に人生を全うされましたね。業病に冒され死の床に就いたとは思えませんでした。夜が明けて本葬が始まると予想以上の参列者が来られ、面識の無い方々へ型通りの挨拶を済ませると、口々に伯母の人柄を偲ぶ話を耳にしました。花に包まれた祭壇の写真は見慣れた伯母の表情とは異なって見えましたが。滞りなく式は終わり、小さな箱になって帰った伯母を迎えたのは、伯母と私の一家だけでした。その時、本当に伯母の死を悼む気がして、人前ではこらえていた涙が一気に溢れました。それから私は泣いていません。

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